「何処でうるか」と、リクエストいただきました。
こちらの銘柄は非貸借銘柄でしたので[新規売り]ではなく、[保有株の売り決済]のことかと存じましたが、お持ちの株の水準も分かりませんので、ここではチャートの状態を確認していくこととします。
それでは、日足チャートを見てみましょう。
8月末に75日移動平均線(水色)を割込んで下降転換した後も、戻り高値は同75日線が上値の抵抗となりました。また、10月下旬には窓を空けて急落。未だ戻りも限定的であることから、上値の重たい展開となっています。
75日移動平均線が下向きで株価も下。
このパターンでは、上値の切り下げに注意が必要です。
需給をみても、10月下旬から買い残が膨らんでいますので、200日移動平均線(橙色)をなかなか越えられませんと徐々に買残の整理が(上値を阻む要因)進んでくるものと思われます。
上値は200日線、75日線、窓と抵抗帯が多く控えていますので、戻りがあれば早めの手仕舞いを考えたいところです。
下値は、再度25日線(緑色)を割込む動きとなりますと、11月の安値を狙って切り下げの動きが台頭してくる可能性があります。