「世話になっております。そろそろ買いに入るべきか、もう少し待つべきか思案中です。売買は中長期(数年)で考えています。考え方のご指導をよろしくお願い致します。」と、リクエストいただきました。
それでは、週足チャートを見てみましょう。
長らく続いた下降相場から持ち直しを見せているものの、戻りは510円台で数回叩かれた格好となっており戻りの鈍さが伺えます。各種移動平均線は収斂しており、動意も限定的です。下値は26週線(水色)割れを試す展開となっていますので、割れた場合もう一段下の安値(昨年8月の安値:320円)が視野入りしますので注意が必要でしょう。
方向感のない状態で下ブレリスクがある状態では、長期保有であっても買いは見送りされたほうがよいでしょう。配当も10円程度ですので、長期保有のメリットも少ないです。
また、足元で行われていた自己株式取得が、今後消却されるのか処分(売却)されるのかによって少なからず今後の投資家心理に影響してくるかと思いますので、追加の情報も追ってみましょう。処分(売却)される場合、株価下落要因となり投資家心理は悪化します。