「最近4460円で購入しました。この株は、じっくりと持っていて良い株でしょうか。薄利でも利が乗れば手放すべきでしょうか。マザーズは落ち着いて眺められません。」と、リクエストいただきました。
それでは、週足チャートを見てみましょう。
ご覧のように、昨年後半より高値圏ボックスの動きです。
5000円の大台は週ベース終値で維持した週は1週しかありません。
5000円の大台超え付近では売り圧力が強いものと思われます。
MACDがデットクロスしていますので、目先の上値は重そうです。
テーマ性のあるフィンテック関連銘柄ですが、東証マザーズの値がさ株で日々の変動幅が大きいため、中長期保有となると持ちきれない場面も出てくるかと思います。
継続保有するのであれば、26週移動平均(水色)やボックス下限が下値支持線として機能できるがどうか見極めていきたいところです。
26週移動平均線を割りますと、高値形成からの戻り売りパターンとなりますので注意が必要です。
売上高は伸びていますが、新興企業ですので広告宣伝費などの先行投資がひびいているのか営業・経常利益は損失がのこります。長期保有をしても現状配当などはありませんので取引参加者で長期保有派は少ないと思われます。短期投資派が多いため、日々のボラティリティが高いともいえますし、短期派はいざトレンドが崩れた時の動きは速いです。
短期売買では十分な一日の値幅があるため選好されやすい銘柄でしょう。