「分割直前に200株を買い600株になりましたが、下がり続けています。
ホールドでしょうか、損切でしょうか。」と、リクエストいただきました。
日足チャートを見てみましょう。
5/28に分割が行われた後、一時2108円の高値(6/2)を付けたものの目先は高値更新が一服した状態(ボックス相場)です。
また、これまで下値支持線として強い上昇をサポートしていた10日移動平均線(桃色)を2日連続で割込む動きを見せており高値圏での警戒感があります。
ホールドする場合は、下段のMACDヒストグラムを参考に早期反発のタイミングを見極める必要があります。0ラインを再び早期に突破できれば強いトレンドを維持できる可能性があるでしょう。一方、減少傾向が強く出るようであればじっくり押し目を固めるのを待たなければなりません。25日移動平均線が下値支持線となるか否か注目です。
テレワーク・5G関連では十分テーマ性があることで賑わいを見せていますが、節目となるチャートのポイントを割込んでくる場合や現在高水準を保っている出来高が大きく減少するようであれば注意が必要です。
新型コロナの影響で今回発表未定となった2021年3月期の連結業績予想について、今後公表があればそちらの材料にも注目したい局面です。