「配当目的で中長期保有していますが、チャート上はまだ上昇トレンドを維持していると見てよろしいでしょうか。ご助言をよろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。
それでは、中期目線とのことですので週足チャートを見てみましょう。
昨年11月の安値から引いたトレンドライン(赤)が下値支持となっているとともに、
戻り高値も切り下がってきており(青)、大きくは三角保合いの形状となっています。
下値のポイントとしては、26週移動平均線(水色)が意識される展開となっており、昨年末からの上昇トレンドは、辛うじて維持されている格好です。
ただし、MACD指標では目先デットクロスしているなど、下値リスクは高まっていますので注意が必要です。
また、三角保合いは放れた方(上放れor下放れ)に転換と見ていきます。
全体相場が足元の米中貿易摩擦のニュースや為替の円高進行で、荒っぽい相場となっていますので、高配当は魅力ですが、その時になって慌てないためにも、予め利食いと損切のラインをしっかり決めておくことも重要でしょう。