東証2部 1413 桧家ホールディングスのリクエスト分析

「全館空調の低コストで導入できる注文住宅の会社で将来の成長性に期待している銘柄です」とのリクエストをいただきました。

桧家ホールディングス(1413)ですが、月足で見てみますと、昨年10月に上場来高値を付けています。株価水準から見ますと、高値圏にも見えてしまいますが、連結PERからすれば9倍程度と割安感があります。

また業績も売上、経常利益、純利益と、それぞれ2桁増収増益であり、大変好調です。また配当利回りも3%以上あり、過熱感がある状況でもありません。

上場来高値更新は、それだけ上値が軽い証拠でもありますので、まだ上昇の期待はできそうです。ただし昨年10月以降、一度も高値を更新できておらず、現状は足元では上値が重い状況にあります。

昨年も3月から8月にかけて、長い保合い相場が続いていましたが、この銘柄の特徴として長い横ばい状態と短期上昇を繰り返しながら、上昇相場を形成していることがチャートから確認できます。その点を踏まえた上で長期的な視点で保有していくのが、良いかと思われます。

 

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JASDAQ 2362夢真HD のリクエスト分析

「いつもお世話になり有難うございます。2014年12月@729円で1300株購入しました。配当がいいので持ち続けてきましたが、株価が上がってきましたので離した方が良いでしょうか。それとも爆上げを期待し持っている方がベストかお考えをお教え下さい。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートを見てみましょう。

ご覧のように、年後半から急上昇しボリンジャーバンドも+2シグマを超え急拡大しています。これから新規のポジションをとるのでなく、すでにポジションを保有されているとのことですので、上昇基調が続く間は保有して利幅を伸ばすことも検討できます。
ただし、短期的には振るい落とし的な売りものに注意しなければなりません。
個人的には、利食いを考えてもよいレベルだと感じます。
継続保有する場合は、MACDヒストクラムが増加から減少に転じるような動きがあれば要注意です。

続いて、日足チャートを見てみましょう。

25日移動平均線(緑)は75日移動平均線(水)を上回る状態で、株価は10日・25日移動平均線を上回る上昇基調です。
75日移動平均線からの乖離率は20%以上と強い上昇基調を維持しています。上昇基調を続けている間はポションを継続しても構いませんが、調整売りがでた時にはしっかりと下値で買いが入ることを確認しながらの保有となります。

なお、10日移動平均線を大きく下回り、25日移動平均線を割ってきた場合は逆に売り場となりますので注意しましょう。

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東証1部 1805 飛島建設

「強い陽線をつけましたが、購入のタイミングはどのように判断すれば良いでしょうか。よろしくお願いいたします。」とのリクエストをいただきました。

このような短期急騰パターンになってしまうと、買いタイミングとしては下がるまで待つか、またはすぐに買って勢いに乗るかのどちらかしかありません。いずれにしても、損切り撤退する価格をしっかりと決めて、短期決戦でトレードする戦略となります。

下落するまで待つ場合ですと、本日の安値177円から切りの良い節目である180円の間まで下落したら買いを狙い、万が一安値の177円を割り込んしまうようでしたら、素早く損切りするという短期戦略になります。

こういった急騰パターンでは、下落するまで待っていると、上昇してしまうという場合があるため、どうしてもそのチャンスを逃したくない場合は、すぐに買うしかありません。しかし寄り付きが大きくギャップアップして始まると、利益確定で売られてしまう可能性が高いため、寄り付きすぐに買うのは危険です。また損切りラインも同じく本日安値に置いておくのがよいでしょう。次に週足を見てみましょう。

また週足で過去の高値をみますと、昨年12月に203円の高値がありますので、まずは目先の上値目処になります。そこを踏まえるとそれほど値幅はありません。もちろん203円の節目を超えてくるようであれば、その後は特に目立った節目はありませんので、上昇が続く可能性があります。

好材料が出た銘柄は、短期的なチャンスを狙う戦略となりますので、損切りや利食いの目処も踏まえながら、トレードしていただければと思います。

 

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