東証1部 4661 OLCのリクエスト分析

「2015年4月@8430で100株購入 最近やっと買値を超えてきました。ここまで持ったのでもう少し持っていようかとも… 分析お願いします。」と、リクエストいただきました。

それでは、月足チャートを見てみましょう。

株価は60ヶ月移動平均線(桃線)を50%以上 上回っている(緑線参考)強い上昇基調です。株価水準が高いことは、高値警戒する心配はありますが、株価が6ヶ月移動平均線(黒線)を上回っている間は、上昇基調です。この線を下回るようですと下降転換に注意です。下段のMACDヒストグラムが増加している状態から、減少に転じる場合は、その強い相場が緩んでくるサインですので合わせて見ていきましょう。

日足チャートを見てみますと、

25・75日移動平均線が上向きの上昇基調。株価は25日移動平均線(緑線)を下値支持線に右肩あがりです。確定売りなどで下げる場面があったら、この25日移動平均線を下値支持線に、しっかり押し目買いが入ってくるか否かを見極めていきたいところです。
下段のRCIを見てみますと、調整の場面でも比較的押しは浅く-50ラインまで下がらないうちに反発していることから押し目買い意欲が強いことが分かります。9日RCI(水色線)の再下降時には-50ラインを目処に押し目買い意欲の強弱を見ていってもいいかもしれません。

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東証1部6098リクルートのリクエスト分析

「好業績の予想。2750円買い中期の分析よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

それでは日足チャートを見てみましょう。

10日(桃)・25日(緑)・75日(水)・200日(橙)の各種株価移動平均線は、上から順番に短期線・中期線・長期線の順番に並び右肩上がり。かつ株価は短期線の上にあるきれいな上昇基調のパターンです。

現在は8月の立ち上がり以降、ご覧のように株価は桃色の10日移動平均線を下値支持線に右肩上がりとなっています。

調整が入った場合は、下の25日移動平均線(緑)が次の下値の抵抗として機能していくか否かを確認しながら取り組んでいきましょう。同線を大きく割り込むことがなければ、上の転換足の陽転時は上昇基調の波をうまく捉える買い場として検討できます。逆にいえば上昇相場は維持していたとしても、25日移動平均線辺りまでは押しが入ることを想定しなければなりません。

25日移動平均線を割込み、戻り高値を売られる局面に移行してくるようなことがあれば下降転換ですので注意しましょう。

決算発表予定日は11月14日です。株価は現状高値圏に位置していますので、決算前に10月27日の直近高値2790円を突破する局面があれば、手堅く手じまうことも検討してみてください。

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東証1部 3258 ユニゾホールディングスのリクエスト分析

「いつもお世話になっております。2017年7月2635円で購入しました。そろそろ売り時かと思っておりますがどのように判断されますか?お教え下さい。」と、リクエストいただきました。

それでは日足チャートを見てみましょう。

7月に公募増資の発表を受けて急落。株式の希薄化や需給悪化を懸念する売りもので窓を空けての下落となりましたが、一昨年11月の安値2,444円が支持として意識されたことや、10月前半に窓埋めにとりかかる動きとなったことで下げ止まりを確認。ついで、今回10月26日の決算発表を受けて急上昇となっています。
18年3月期の連結経常利益を従来予想の110億円から120億円に9.1%上方修正されたことが買い材料視されました。

決算発表をうけた動意は、通常おおよそ発表から2・3日間ぐらいまでと考えていますが、相次ぎ発表となる好業績が全体の株価を押し上げ活況を呈していますので、日経平均が上昇している間は、最小の利益確定ラインを予め決めておきながら利幅をのばすことを考えてもよいかもしれません。

日経平均は本日、21年4カ月ぶり高値を示現。万年出遅れとなっている金融・不動産株にも資金が入ってくれば期待できかもしれません。

ただ、チャート上ではポイントをひとつずつ押さえていかなければなりません。
まずは、7月に空けた窓を埋めにいけるのか否か。埋めた後に達成感から逆に売られることはないかどうか。下げた場合は3000の節目を維持できるか。

仮に明日、本日安値割り込むことがあればを3連休前となりますので手仕舞いを要検討です。

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