東証1部 3769 GMOペイメントゲートのリクエスト分析

「ニーサで2403円で200株買って以来あれよあれよと上がっていきました。利益確定したいのですが、売り場がつかめません、ご指導ください。」とのリクエストをいただきました。

週足チャートで見てみますと、緑色の13週移動平均線は上向きかつ株価は同線を上回っており上昇トレンドとなっています。この13週移動平均線が支持線として機能している間は、長期的な上昇トレンドは維持していると考えます。

ただ、日足チャートで目先の動きを確認してみますと直近緑色の25日移動平均線を割り込んできていますので、戻りを試す局面で同線が上値抵抗となりますとご覧のようにチャートの形状は三尊形成となり注意が必要でしょう。

逆に、25日移動平均線の攻防から再度上抜けし7月2日の高値4,260円を超えてくるようであれば、7月23日高値4,660円を試しにいく展開となることも期待できます。

長期トレンドが崩れない間は利を伸ばすこともできますが、ここから下押しした場合のリスクをとれないようであれば、現在の株価水準で既に十分な利益がでていらっしゃる状態ですので、利益確定をしておくのも一考です。

本コンテンツはテクニカル分析の観点から個別銘柄を分析しようとするもので、投資に関する最終決定はご自身の判断となりますことあらかじめご了承くださいませ。

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ジャスダック 4667 アイサンテクノロジーのリクエスト分析

「7月末近くに、1927円で購入、それからあれよあれよというまに500円近く下げています。決算も余り良くなく、自動運転の材料株も出ず、この先、如何でしょう。」とのリクエストをいただきました。

いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

週足チャートを見てみましょう。
年初の急騰の後は、出来高も低水準です。
出来高は人気のバロメータですから、ここから反発上昇するには、過去何回か急騰した時のように出来高をともなう必要があります。

また、橙色の50週移動平均線を割り込んできていますので、このように大きな上昇トレンドを崩したことが確認されれば、持ち高の調整や損切もでやすい状態となります。

信用買いの残株数の推移を見ると、未だ高水準ですのでここから投げが始まると下げるリスクは高くなります。

日頃から流動性の高い銘柄ではありませんので、何か突発的な材料がでた時などは板の状態も薄いですから吹くこともあると思いますが、現状は買い持ちの方たちの投げが一巡するまでは下げ止まりを確認できるといった状態ではないように感じます。

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マザーズ 2158 UBICのリクエスト分析

「買値、1085円。信じて持ち続けていますが、四半期決算も良くなく、この先如何でしょうか。」とのリクエストを頂きました。

日足チャートで見てみましょう。昨年の8/26の高値を天井として長期的な三角保ち合いの状態にあります。そのため上にも下にも動きにくい状況といえます。目先では株価が主要な移動平均線(10日、25日、75日、200日)をすべてを下回っています。そのため短期的にも上値が重い状態にあります。

また出来高が減少しており、過去のピークから見ても、大変少ない状態にあります。その上で信用買い残の推移を見ますと残株数はそれほど解消されておらず360万株ほど残っている状態にあり、それも株価の上値が重い要因となります。

現在のチャートから判断しますと下落する要因が多く見られるため、買値の1085円まで株価が戻るにはサプライズ的な好材料が発生しない限り難しい状況にあります。

また数ヶ月以上の調整期間を経ることで、信用残が解消されて徐々に上値が軽くなる場合もありますので、その間のある程度の上下を許容できるようであれば中長期で保有するのも1つの方法とはいえます。

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