東証1部 2269 明治ホールディングスのチャート分析

「非常に強い上昇トレンドですが、ここから買うのは危険でしょうか。株価が強い理由と今後の見通し、どこまで下がったら買っても良いか押し目買いのポイントなどご教示ください。よろしくお願いいたします。」とのリクエストをいただきました。

こちら12/29に頂きましたリクエストですが、手違いにより掲載できておりませんでした。大変申し訳ございません。期間は経過しておりますが、現在の状態にてご説明させていただきます。

明治(2269)ですが、25日、75日、200日の各移動平均線が上向きの上昇トレンドの状態にあります。そのため基本的なスタンスとしましては、押し目買いとなります。ただし長期的な株価の動きから見ますと、2013年から上昇が続いていますため、ここからの上値は試しながらの動きとなります。

上昇期間が長く続いたため、万が一トレンドが崩れた場合は、下落がきつくなります。そのためここからの売買は25日移動平均線を割りこまない間だけ、短期間で狙うという方法となります。

またトレンドの判断方法として、25日移動平均線を割り込むと、75日移動平均線までの押し目形成となり、75日移動平均を割り込むと、中期的な上昇トレンドも崩れとみます。

また買いの目安としまして、RCIなどのオシレーターで押し目の安くなった水準を狙うのが基本となります。目安は9日RCIが-50%以下で安値圏とし、株価が反発するのを待って押し目を狙うのが、よろしいかと思われます。

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東証1部 6770 アルプス電機のチャート分析

「お世話になります。押し目狙い買い中期で2300円位分析宜しくお願い申し上げます。」とのリクエストをいただきました。

アルプス電気(6770)ですが、日足の移動平均線からも、200日、75日、25日、10日と下から順番に並んでおり、堅調な上昇トレンドの状態にあるといえます。また緩やかな上昇トレンドが続いていますので、買いタイミングとしましては、ご質問のように押し目狙いとなります。

押し目の確認方法としてましては、RCIがお勧めです。中期的な押し目狙いであれば、、なおさら中期的に割安なところで、狙うのがお勧めですので、RCIが下落するまで待つのがよろしいかと思います。また前回の安値であるRCIが-80%近くまで下落した際は、75日移動平均線まで株価が下落してきました。そのため今回もRCIが下落してきた場合は、下値の目処として75日移動平均線を見ておく必要があります。

注意点として、この銘柄は上昇トレンドが1年以上続いており、押し目で下がってきた際に、そこがトレンドの崩れとなることもあります。そのため75日移動平均線を株価が下回らないように注意しながら売買していく必要があります。

また長期的な上値目処の水準として月足も確認しておくと参考になります。現在の株価水準は2000年の高値と同水準となっており、次の高値は1999年の最高値3500円です。現在の株価水準は長期的な達成感が出やすい水準ともいえますが、先のトレンドの崩れがなければ上値を取っていく可能性が高いといえます。

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東証1部 2768 双日のチャート分析

「貴重な分析、いつも感謝しています。双日を171円で保有しています。日経平均株価が高値更新しても反応せず。対処法に悩んでいます。何か、コメントを頂ければ幸いに存じます。お忙しい中、申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。」とのリクエストをいただきました。

双日(2768)ですが、日足チャートで確認しますと、10/17に安値150円を付けた後に反発しまたしたが、その後は200日移動平均線で上値を押さえられている状態なのがわかります。また200日移動平均線より75日移動平均線が下にあるため、トレンドとしては下降トレンドの状態です。また現在の株価位置はSRVで見ても高値圏にあり、下降トレンドにおける戻り高値を付けた状態にあるといえます。

目先は保合い状態にあるため、もし株価が200日移動平均線をしっかりと上抜けて、この保合いを突破できれば、前回高値の180円程度までの上昇はあるかもしれませんが、トレンドやSRVの状態を見る限り、その可能性も低いとみます。

また週足で確認しますと、長期的にも下降トレンドにあるのか一目瞭然ですので、上値が重い状態は、まだ続くかと思われます。現在の日経平均株価の上昇に付いてこれない要因もそこにあります。

そのため、買値が171円であれば、現時点では同値であるため、手仕舞いを検討するのが、無難かと思われます。

 

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