JASDAQ 7777 スリー・ディー・マトリックスのチャート分析

「本日、当社の株主総会に出席、多くの株主の方から何度も、止血剤(ぺプチド技術)の認可問題の質問が有ったもの、代表取締役からは最後まで曖昧な返答!。今後の当社の見通し株価は如何ですかね?!。」とのリクエストをいだきました。

中長期での見方として週足チャートにて解説させて頂きます。週足では2013年5月の最高値から、何度か大相場がありましたが、高値は越えられず、切り下げています。また安値も下値2000円台半ばで踏みとどまり、今年の安値は2,990円と昨年の安値を上回っています。

つまり高値と安値の値幅が縮小してきているのがわかります。ご質問あるような技術的な認可の問題に関しては分かり兼ねますが、現在のPERが約23倍であることから見ても、株価水準としては、今の業績における適正価格といえます。過去のチャートからも、おおよそで好材料が出た時以外は4,000円近辺で落ち着くこと多いことがわかります。

また上値の重さとなっているのが、信用買い残の残株数が解消されない点です。現在で240万株が溜まったままになっており、この銘柄の出来高から見ても、相当な重石となっている可能性があります。

特別な材料がない限りは、残株数が減少してくるまでの日柄調整が必要であり、また今後株価が上昇トレンドへと向かうには、将来の見通しができるまでの業績の改善が必要かと思われます。

20140729-1

 

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東証1部 5707 東邦亜鉛のチャート分析

「長くボックスでしたが、月足の雲を突き抜けたようです。ただ、かなり過熱しているようで、過去の月足でも大陽線のあとに、大陰線もあるようです。最近強いのは何が原因でしょうか。また、その理由にもよるのでしょうがここからの見込みはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。」とのリクエストを頂きました。

こちらの銘柄は、資源価格の上昇が手掛かり材料となり株価が上向いて来ているようです。またご質問の通り、長らく続いたボックスも上抜けて、新高値を更新しています。

移動平均線から見るトレンドも10日から200日移動平均線が上向きであり、更に上から順番に位置しているため、しっかりとした上昇トレンドを形成しており、株価に勢いを感じます。また出来高も増加しながらの上昇はトレンドが強い証拠です。そのため今後も決算発表などで業績も期待通りであれば、さらなる上昇は期待できます。

ただし目先は急騰しているため、中期的な買いタイミングとしては、25日移動平均線までの押し目を狙います。また短期売買的には10日移動平均までの押し目でも狙えますが、その際は1週間程度の売買となります

またご質問にあるように月足での雲抜けも確認できますので、上値は軽くなっています。ただし、上昇し始めてからの調整がまだ無いため、今後600円から700円台になるには、RCIが売られすぎの位置まで下がる調整が必要かと言えます。

20140722

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東証1部 6701 NECのチャート分析

「買値には程遠いのですが、株価自体は上昇してきました。そろそろ売ったほうがよいか思案しているところです。今後の動向をご教授願います。」とのリクエストをいただきました。

NECは日足チャートから見るトレンドも強く上昇持続中です。10日、25日、75日、200日はそれぞれ上向きであり、現在も高値を更新中です。ただし短期的な過熱感もあり、25日移動移動平均線程度まで、調整する可能性もあります。目先の高値で売りたいのであれば、今が売りどきとも見れますが、長期的に保有するというスタンスであれば、25日移動平均線をベースに上昇トレンドが持続している間は保有するのも1つの方法です。

また長期的に見た傾向として、月足での一目均衡表の雲を抜けてきましたので、値が軽くなってくる時期に入ってきています。このまま雲抜けを持続できれば、日足ベースでの上下はあるものの、上値が期待できると思われます。

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