ファンダメンタルズ分析は、テクニカル分析と並び株式分析の中で重要視されています。
ファンダメンタルズ分析とは、「経済の基礎的条件」と訳され、経済などのマクロ面から各企業単位の財務状況等ミクロ面全てを意味します。
テクニカル分析がチャートを基に売買予測を行うのに対し、ファンダメンタルズ分析は、各企業が決算時に公表する確定情報から、売買判断をしていく手法です。
テクニカル分析を予測による分析手法と位置付けると、ファンダメンタルズ分析は、確定した情報を基に「この企業は今後、業績が上昇するか下降するか」「現在の株価は割高か割安か」など企業価値・株価価値を分析していく手法と言えるでしょう。
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買いの基本は、安く買って高く売る!
株価が現在、その銘柄の株価価値に対して「安い」か「高い」かの判断を行う代表的な指標には「PER」「PBR」があります。
※株価価値とは・・・その銘柄の適正株価のことを指します。
様々な理論がありますが、その中でも「適正株価(理論株価)=1株当たり純資産」の考え方が代表的です。
◆PER(株価収益率)とは
各企業の1年間の利益と現在の株価を比較したものです。
一般にPERが高いほど利益に対して株価が割高、低いほど割安と考えます。
一般的にはPER20倍以下が割安水準と判断されています。
PER=株価÷1株利益(予想純利益)
◆PBR(株価純資産倍率)とは
各企業の保有する純資産と現在の株価とを比較したものです。株価と純資産が同等なら、PBR は1倍です。
一般的にはPBR1倍以下が割安水準と判断されています。
PBR=株価÷1株あたりの純資産
※純資産とは・・・ 資産から負債を差し引いたものです。
◆その銘柄は本当に割安?
PERとPBRの数値だけで「割安」と判断して株を購入したら、その後、その企業が下方修正を発表し、一気に「割高」になってしまった!!
このような経験をされた方はいらっしゃいませんか。
これこそがPERとPBRだけで割安と判断した際に陥る罠なのです。
割安なのかを判断するためには、その企業業績が優良であり、企業価値が高いことを見極める必要があります。
そのため、「経常益」「税引益」「一株当りの純資産」などの業績データも合わせて確認していくことが重要となります。
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株の達人の銘柄選択機能で検索条件を設定すれば、割安銘柄を誰でもカンタンに選出することが可能です。
「PER」「PBR」に加え、逆張りの代表格テクニカル指標の「RSI」「ボリンジャーバンド」を組合せて検索を行うと、一覧の通り割安銘柄が選出されます。
▼銘柄選択条件
▼銘柄検索で選出された銘柄の一覧
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株の達人の銘柄選択では割安銘柄はもちろんのこと、他にも様々な条件の銘柄を検索することが可能です。
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