東証1部 4911 資生堂 の分析

「底入れかと思いますが、いかがでしょう?」との事です。

チャート的には75日移動平均線を上回れば底入れ確認です。また200日移動平均線を上回ってきたので、上昇確認と言えそうです。チャート的には出遅れ感があり、これから期待したいところです。

ただ、ここ数年「一株利益額」より「配当金額」が多い「タコ配」状態続きです。「タコ配」とは、タコは足が生え替わるから、エサが無いとき、自分の足を食べて生き延びる。これを株式の世界では、資産を持ち出し目減りさせる事から「タコ配」と呼びます。

 

株価は底入れしても「タコ配」続きでは、配当額以上、利益を出さなければ株価は上がりません。もう3月決算時期ですから、2014年業績予想の「一株利益予想」が配当額より低ければ、株価は上がらないでしょう。全体相場が値上がりする分、少しだけ恩恵は受けるでしょうが、投資先としての魅力はありません。2014年業績予想待ちと言えるでしょう。

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