東証1部 9984 ソフトバンク の分析

「先日、年初高値3615まで上がった後、狭い範囲での調整が暫く続いていましたし、会社の業績も良いので、暫くこのままで3月下旬ぐらい、もっと上がるかと思ったのですが、如何でしょうか。本日大幅下がってしまったのに少し心配してきました。分析して頂けませんでしょうか。」との事です。

ソフトバンクの様な225種採用株は、個人投資家より、機関投資家、外国人投資家の保有率は高い株です。個人投資家の考えより先に機関投資家、外国人投資家の運用をメインとした投資行動で動くものです。1月末に第3四半期業績を発表しました。前年同期比では増収増益であったが、税引利益額は減少。当然一株利益予想も下がります。

 

業績発表後、対通期進捗率は未発表だが、数字の上から前期同様に75%~78%くらいの達成率ではないか。数字は予定通りと言えるでしょう。業績が予定通りなら、株価も予定通りと見た方が良いでしょう。決算時期は、機関投資家、外国人投資家の利益確定に押されます。2013年業績予想は織り込み、これからは2014年業績予想で動くと見ましょう。

2月は日経平均の上昇もあり、2月に2011年3月の3515円の高値を上回った事で、2013年の業績の好調を発表した事から短期的には達成感がある様に見えます。次は2014年業績予想が、一株利益で30円以上増加予想なら株価の上値期待は大きいと言える。20円以下なら上げ余地は低めに見た方が安全でしょう。

 

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