「最近、円安が進んでいる割には株価があまり反応していません。信用買残は多いのでしょうが、今後の株価の見通しはいかがでしょうか。」との事です。
こう言う世界的に有名で日本を代表する優良株は、大きな上昇局面は長く続くものです。短期で見ない方が良いでしょう。大晦日の紅白歌合戦でも最後は「トリ」を務めるのは大物歌手です。人気歌手ではありません。短期では為替の影響は小さくありませんが、3年後には燃料電池車、5年後には自動運転車と世界をリードする技術に先行しています。
現在の為替水準が続くだけで見ても、中期目線で見れば10000円を上回っても不思議ではありません。目先は消費税の駆け込み需要、中国の不人気などがあるかもしれません。日本を代表する「トリ」銘柄は長期目線で見た方が良いと思います。自動運転車の時代には20000円時代になっているかもしれません。
現在の相場全体から見れば、今年は全体的に昨年安値から100%以上値上がりした年です。来年に消費増税を前にして、来年分も先取りして値上がりした相場と言えるでしょう。確かにトヨタは信用買い残は増えてますから、来年前半の消費税前から調整(下落)に転ずる心配はあります。
短中期的(3ヶ月~6ヶ月)には調整局面待ちの高値圏の可能性はあるが、中長期的に見た場合、3段上げの1段目に過ぎない。大きく下げたら絶好の買い場と見ています。NYダウが大幅下落したとか、世界的に売られて不安な時があれば、これも絶好の買い場と見ましょう。