東証1部 9984 ソフトバンク の分析

「1月9000円台の高値が付いてから暫く8000円台で揉みあっていましたが、最近になって、急落されて止まらない状態となっています。今後はどうなるのか、分析して頂けないでしょうか。」との事です。

12月ピークに下げ始めています。株価の下げる理由は、上がり過ぎた株は下落幅は大きくなる。相場格言「山高ければ谷深し」のごとくです。またソフトバンクは225種株に分類されています。日経平均に連動するため、昨年末まで大幅高し、今年から日経平均が下落始めたら連動して大幅に売られています。

またソフトバンク株は、個人投資家に人気は高い株です。人気が高いだけに、いったん下落が始まると、高値で買った方は損失からロスカットが始まり、安値で買っていた方は利益縮小から売り急ぎます。日経平均が下げ止まる迄は、この様な傾向は続く可能性が高いと見ています。

 

短期の下げ止まり確認は5日~10日移動平均線を上回れば下げ止まり確認です。次は25日~75日移動平均線を上回る事です。下げ止まり確認ができるまで売られ続ける心配あり。現在は5日~10日移動平均線を下回っていますから、まだ下げ止まり確認は出来ない状況です。

 

この下落時に、信用買い残は増加しています。信用買い残から読み取れるものは「投資家心理」です。投資家心理とは①買った時期。②買った価格。③買った数量。④信用買いした人は儲かっているか・損失の状態か。信用買い残・売り残を見る事で、この4つが読み取れます。

 

1月から株価は下落中です。この下落の中で信用買い残は増加しています。下げで買い残が増加する時は、高値で買った方のナンピンも多くあります。損失の上の損失です。今日の下落は投げが出たでしょう。短期の10日カイ離率では-10%以上売られました。

短期では売られ過ぎ感が出始める水準でしょうか?。短期では下げ止まり待ちですが、下げ止まり待ちは5日~10日移動平均線を上回らなければ下げ止まり確認はできません。中期から見る下値メドば、まず高値から半値と見ましょう。下げ止まり確認が出来ない間は戻り売り相場と見て、大幅に売られた時はワンチャンスの買いはあっても、中期の買いは見送りましょう。

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