東証1部 7552 ハピネットのチャート分析

「いつも適切な分析、参考にさせていただいています。妖怪ウォッチ関連のグッズが大流行のハピネットは今後、どのような株価推移をするでしょうか。10月中旬も26週線が支持線となって、下げ止まっています。よろしくお願いいたします」とのリクエストを頂きました。

ハピネット(7552)ですが、キャラクター関連の売上が期待されて、一時期は堅調に上昇傾向を維持しておりましたが、8/11の決算発表にて最高値を付けて、その後株価は下落傾向にあります。また株価は75日移動平均線を9月に割り込み、10/14に最安値を付けて反発しています。週足では、その反発したポイントが26週移動平均線近辺となります。

注目したい点として、8月までの急激な上昇にて溜まってしまった信用買い残が、現在もそのまま残っている状態にあり、これは今後の上値の重さ繋がります。また出来高の減少も株価に勢いが無い証拠となります。週足では反発感がありますが、日足で見る限りでは、高値ボックスを形成する可能性が高いといえます。レンジの幅は過去の株価の動きなどから1,500円から2,000円となります。また目先もRCIが高い位置にあるため先高感があります。

今後、株価が2,000円を超えて、高値を更新するには出来高も伴う必要があります。それには来月11/12に中間決算の発表がありますので、その結果しだいとなります。現状では好業績であることは8月高値ですでに織り込まれていますので、中間決算で市場の想定以上に業績が伸びているかが焦点となります。

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