「こんにちは。お世話になっております。 5002昭和シェル石油について、分析をお願いいたします。上昇トレンドから一転、下降トレンドになっており、下落が止まりません。何か原因がありましたでしょうか。また、テクニカル分析で、下落が続いた場合の下値のめど、戻りのめどについても分析をお願いいたします。」とのリクエストをいただきました。
昭和シェル(5002)ですが、今回の下落は主に石油価格が急落したことが要因といえます。在庫の評価額が下がるという憶測から、現在の石油関連銘柄は、原油の価格と動きを合わせるように総じて売られています。
チャート上では、週足にて主要な安値の870円が下値の目処となります。しかし原油価格が、現状のまま下落を続けるのなら、同じく連れ安してしうため、下値の目処も割り込む可能性も出てきます。
今回の主要な安値を下回りますと、株価は週足でのダブルトップとなるため、チャートからいえば下落が続く可能性が高くなります。しかし現状のPERが9.2倍ということを踏まえますと、ここから大幅に株価を下げることは考えにくく、また11/11に決算発表を控えており、ここで著しく業績が悪化しない限りは、底打ちは間近と見るのが妥当かといえます。