東証1部 2768 双日のチャート分析

「貴重な分析、いつも感謝しています。双日を171円で保有しています。日経平均株価が高値更新しても反応せず。対処法に悩んでいます。何か、コメントを頂ければ幸いに存じます。お忙しい中、申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。」とのリクエストをいただきました。

双日(2768)ですが、日足チャートで確認しますと、10/17に安値150円を付けた後に反発しまたしたが、その後は200日移動平均線で上値を押さえられている状態なのがわかります。また200日移動平均線より75日移動平均線が下にあるため、トレンドとしては下降トレンドの状態です。また現在の株価位置はSRVで見ても高値圏にあり、下降トレンドにおける戻り高値を付けた状態にあるといえます。

目先は保合い状態にあるため、もし株価が200日移動平均線をしっかりと上抜けて、この保合いを突破できれば、前回高値の180円程度までの上昇はあるかもしれませんが、トレンドやSRVの状態を見る限り、その可能性も低いとみます。

また週足で確認しますと、長期的にも下降トレンドにあるのか一目瞭然ですので、上値が重い状態は、まだ続くかと思われます。現在の日経平均株価の上昇に付いてこれない要因もそこにあります。

そのため、買値が171円であれば、現時点では同値であるため、手仕舞いを検討するのが、無難かと思われます。

 

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