「いつも欠かさず拝見しています。三井住友建設の購入を検討しています。
横浜のマンション傾斜問題もあり、判断が難しいと思いますが、宜しくお願い致します。」とのリクエストをいただきました。
三井住友建設ですが、日足チャートで確認してみましょう。
2/12の安値81円をつけた後に反発し、現在は節目100円近辺まで値を戻しています。株価は25日や75日移動平均線の線上にあり、目先は保合い状態にありますが、25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスしていることから、中期的には上昇転換の兆しが見られます。
業績は好調でPERも9.8倍であることから割安感もあり、このまま悪材料が出ない限りは大きく下落する可能性は低いといえます。
ただし、これまでの杭打ち問題をきっかけとした株価下落によって、高値でのしこりも多く、上昇転換の兆しはあるものの、上昇するペースは鈍く、上値が重いと見みます。
短期的には横ばい持続であり、中期的には過去に保ちあった価格帯でもある120円付近を目処として、日数をかけながら上値を試す動きとなりそうです。
また、こういった今後も悪材料が懸念されるような銘柄は、株価が割安にあるとはいえ、相応のリスクが伴いますので、その点はご注意ください。