売買代金移動平均線の見方・使い方
売買代金移動平均線とは銘柄ごとの売買代金によって移動平均を求める指標で、終値のみを用い、株価移動平均線に比べ出来高の増減も加味しているため、その期間に売買された1株当たりの平均コストに当たります。
売買代金移動平均線の見方は?
- 6日、10日の短期線では株価が上にあれば目先強気、下にあれば弱気とみます。
- 25日、45日、75日、100日線の組み合わせが収束し、株価がこれを上回れば底を脱したとみます。
※ 短期線は目先の動きの判断、中期線は下降相場の転換点の確認に有効です。
売買代金移動平均線の作成方法(計算式)
たとえば、移動平均の日数を25日とします。
売買代金移動平均線の使用日数
短期的 6日 10日
中長期的 25日 45日 75日 100日
執筆者紹介
伊藤正之
株式会社ストック・データバンク新宿事業所代表
手掛けた株価分析ソフト「株の達人」は、25年以上、延べ1.2万人以上の個人投資家の方々にご愛顧いただいています。(2024年5月現在)
同会員向けサイトでは、「日経平均株価の動き」等のチャート分析を活かした市況解説などでも会員の方々にご好評をいただいてます。
青木智
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)保持者
元・株式会社ストック・データバンク新宿事業所の投資コンテンツ担当。
現在はフリーランスで投資関連のコンテンツ等を手掛け、株の達人の会員サイト等にも動画や相場解説などのコンテンツを提供。
登録者数約3万人(2024年5月現在)の株の達人Youtubeチャンネルの動画も手掛ける。