ボラティリティの見方・使い方
ボラティリティとは銘柄の価格変動の大きさを示す変動率です。
価格の変動幅が大きいほどボラティリティが高く、変動幅が小さいほどボラティリティが低くなります。
ボラティリティの見方は?
ボラティリティは、価格の変動幅が大きいほど高く、変動幅が小さいほど低くなります
ボラティリティの作成方法(計算式)
株価の値動きの大きさを指数化した指標で、主に個別株のデイトレードにおける銘柄選定などに使用します。また5以上であれば比較的その日はボラティリティーが高いといえます。材料などで急騰または急落した銘柄では10以上に上昇します。注意点としてはボラティリティーの数値だけでは株価の方向が判断できない点や、100円以下など株価が低い銘柄では値幅が小さくてもボラティリティーが高くなります。
当日のV(ボラティリティ)=当日のTR/当日のTP ×100
TR(トゥルー・レンジ)
・ 当日高値-当日安値
・ 当日高値-前日終値
・ 前日終値-当日安値
以上のうち値が最大のもの
TP・・・高値・安値・終値の平均
執筆者紹介
伊藤正之
株式会社ストック・データバンク新宿事業所代表
手掛けた株価分析ソフト「株の達人」は、25年以上、延べ1.2万人以上の個人投資家の方々にご愛顧いただいています。(2024年5月現在)
同会員向けサイトでは、「日経平均株価の動き」等のチャート分析を活かした市況解説などでも会員の方々にご好評をいただいてます。
青木智
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)保持者
元・株式会社ストック・データバンク新宿事業所の投資コンテンツ担当。
現在はフリーランスで投資関連のコンテンツ等を手掛け、株の達人の会員サイト等にも動画や相場解説などのコンテンツを提供。
登録者数約3万人(2024年5月現在)の株の達人Youtubeチャンネルの動画も手掛ける。