MACDヒストグラムの見方・使い方
MACDヒストグラムとは、MACDラインと同平均ライン(シグナル線)とのカイリを、棒グラフで表したものです。
MACDとシグナル線の動きを、より詳細に捉えられます。
MACDヒストグラムの使い方は?動画でご紹介
MACDヒストグラムの効果的な見方をわかりやすく解説しました。
※動画が見られない方は https://youtu.be/u6ZmB-P8b6w をご覧ください。
MACDヒストグラムの作成方法(計算式)
MACDヒストグラム=MACD-シグナル線
→MACDの作成方法はコチラをご覧ください
MACDヒストグラムの見方は?
MACDヒストグラムには中心に0(ゼロ)のラインがあり、
MACDとシグナル線がゴールデンクロスすると、ヒストグラムがゼロからプラス圏に変わります。
逆にデットクロスすると、ゼロからマイナス圏に変わります。
このMACDヒストグラムの増減によって、MACDとシグナル線のゴールデンクロスよりも、早くタイミングを掴むことができるのが特徴です。
MACDヒストグラムのボトムアウトが買いポイント、ピークアウトが売りポイントという見方ができますが、反応が早い分、ダマシが多いので注意が必要です。
MACDとMACDヒストグラムの違い
MACDヒストグラムは、MACDではタイミングが遅くなってしまうのを改善するために作られましたが、株価に対する反応が非常に敏感になるため、その分だけ利益確定も早くなります。
よって1週間から2週間程度の保有期間が比較的短期の売買向きの指標といえます。
一方、MACDとシグナル線のゴールデンクロスは反応が遅い分、ダマシは少なく、保有期間が1ヶ月以上の長めの期間の売買に適しています。
→MACDについてはコチラ
執筆者紹介
伊藤正之
株式会社ストック・データバンク新宿事業所代表
手掛けた株価分析ソフト「株の達人」は、25年以上、延べ1.2万人以上の個人投資家の方々にご愛顧いただいています。(2024年5月現在)
同会員向けサイトでは、「日経平均株価の動き」等のチャート分析を活かした市況解説などでも会員の方々にご好評をいただいてます。
青木智
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)保持者
元・株式会社ストック・データバンク新宿事業所の投資コンテンツ担当。
現在はフリーランスで投資関連のコンテンツ等を手掛け、株の達人の会員サイト等にも動画や相場解説などのコンテンツを提供。
登録者数約3万人(2024年5月現在)の株の達人Youtubeチャンネルの動画も手掛ける。